極貧乏底辺大学院生の金策

※これは小餅くん主催"ここにタイトルを入れる Advent Calendar 2021"の14日目の記事です.前日の記事はとわいちゃん@病み垢さんの"金の玉の話"です.



皆さん,今日が何の日かご存知でしょうか?
そうです,小餅くんの誕生日です.
おめでと~~~~
またしても留年した小餅くんを全力でお祝いして元気づけてあげましょう!!!(大きなお世話)



石田です.
今年のアドカレはちょっとぐらい人の役に立てないかな~とか思ってちょっとだけ真面目に書いてみました.
前置きはこれぐらいにして,本題に入ります.


皆さんは,大学(院)でかかる授業料や生活費はどうやって捻出していますか?



私の実家は母子家庭で,貧乏です.
でも,お金がないからという理由だけで院進を諦めるのは絶対に嫌でした.
生まれる家は選べないからです.

現在私は,あらゆる金策の末,なんとか快適な大学院生活を送っています.
お金がないからといって週7でバイトして,本業である勉強や研究に手が回らなくなってしまったら,それは本末転倒です.
日本はやさしい国なので,やる気はあるけどお金のない人に対してお金をなんとかしてくれる制度や団体がたくさん存在します.
嘘つけ!と思った人は,本気で探したことがありますか?
お金がないと文句を言うだけで自分で調べようともしない人には,お金は降ってきません.
ただ,調べろとだけいきなり言われてもよくわかんない!ってなっちゃうかもしれないので,この記事でちょっとだけ紹介します.
詳しいことは,自分で調べてみてください.同じ大学の人に尋ねてみてください.

少しでも誰かの参考になってほしいので,お金の話は結構具体的な金額を晒してます.(超個人情報)
こっちは身を削ってるのでどうにかこうにか誰かの役に立ってほしいのですが,もっとこんな方法あるよ!って人は私にだけこっそりDMで教えてください.

我が家の金銭事情

皆さんは,自分の家のお金事情についてきちんと把握していますか?
金策にあたって,自分の家庭事情を具体的に把握することはとってもとっても大事です.
世帯収入がいくらなのか,他の家庭に比べてどのぐらいお金があるか/ないかを知りましょう.
家族であってもなかなか触れづらいことではありますが,ちゃんと話し合いましょう.

まず,私の実家のお金事情についてざっくり説明します.
実家の世帯収入は200万円ちょっとで,車と家のローンを抱えています.
ちなみに小学生ぐらいの頃は,母はパートタイマーだったのでおそらく年収200万円を切っており,子ども2人もどうやって育てていたのかまじで意味がわかりません.
当時,実家が貧乏だという認識のなかった小学生の石田は,周りの子たちみたいに野球を習いたい,塾に通いたいなどと喚き散らしていました.
おかん,まじでごめん!w

世帯収入200万円の実家は,ローンを返済し,実家の生活を維持するだけでいっぱいいっぱいなのはなんとなく察することができます.
したがって,私の学費を払ってもらうことも,仕送りをしてもらうことも,どう考えても無理です.
私は高専時代からこのことについてはよく理解していたので,入学前から金策は始まっていました.

貧乏な家庭に生まれたことを「親ガチャに外れた」などと嘆く人をたまに見かけます.
文句を言いたくなる気持ちはよくわかりますが,嘆いてもお金が降ってくるわけではありません.
誰しもが,手持ちのカードで闘うしかないのです.




大学選び

私はさほど成績がよくなかったため,そもそも選択肢がそんなになかったのですが,成績のことは一旦置いといて,お金の面から見た大学選びの話に絞ります.

国立大の授業料は年間約54万円です.これはどこの国立大でも同じ額かと思います.
私立大になると,大学にもよりますが120万円前後,国立大の2倍以上かかります.
学部3-4年の2年間だけならまだしも,院進することを考えたとき,この差はかなり大きいです.よって,54万円すら払えるか怪しい私はまず国立一本に絞りました.

次に,立地です.
私はキラキラ大都会神戸に住んでいたので,大学もできることなら都市部のほうを選びたかったです.
ですが,都会と田舎では生活費(主に家賃)が全く違います.
まず行きたい大学周辺の学生向け賃貸の家賃を調べ,平均5万円を超える地区は除外しました.よって,ここで国立の中でも地方国立に絞られました.

ここであわせて調べたのが,学生寮です.
たいていの大学には学生寮があり,世帯収入の低い学生は優先的に入れる場合が多いです.寄宿料は大学によってさまざまですが,アパートを借りるよりは安価なことがほとんどです.
しかし,理工系となると男子寮しかない場合も多く,そのために受験を断念した大学もありました.

ここで注意が必要なのが,多くの場合は入居年数に限度があることです.
私の大学は最大2年だったので,院生はアパートを借りるしかありません.
なので,寮があってもなくてもやっぱり地方に住むのが金策になります.

ついでに,都会ほどお店がないので,お金を使う機会も多少減ります.
私は地元に住んでいた頃は,お金がないくせに毎週のように居酒屋に行ってしまいさらに貧乏に拍車がかかっていたのですが,大学にきてからそれが一切なくなりました.
徒歩圏内に居酒屋どころかコンビニすらろくにないからです.
地方に住むメリットはまじでお金以外は特にないので,お金のある人は都市部の大学に行ったほうが絶対楽しいです.




授業料免除制度

これの話すると大抵の人に特待生制度と勘違いされますが,そうではありません.
国立大学には,特待生制度とは別に困窮者に向けた授業料免除制度が必ずあります.
申請者の中で困窮度合いの高い人から優先的に授業料が全額/半額免除されます.

どの大学にも存在する制度ですが,大学側が積極的に周知させようとすることってあんまりないです.
自分で大学のホームページを見て,自分が申請基準を満たしているかを調べ,必要書類を揃え,申請期間内に申請しなければなりません.
学期毎に申請しなきゃならないし,必要書類多すぎだし,兄弟の年収なんか知らないし,事務のおばちゃんたち怖いし,まじで本当に本当にめんどくさいんですけど,この制度のおかげで今のところ授業料タダです.国立大学は貧乏人困窮者に優しい世界.

授業料がタダになったら,あとは日々の生活費を捻出するのみです.
家賃,光熱費,交通費,食費,日用品,……こっちのがよっぽどお金かかりますね.




奨学金

お金のない学生にとっての主たる資金源は奨学金です.
奨学金は,大別すると「給付型」と「貸与型」の2種類がありますね.
私はどちらの奨学金も利用しています.




貸与型奨学金

代表的なものが,日本学生支援機構(JASSO)の貸与型奨学金です.
私みたいなどうしようもない貧乏人でなくとも,利用している人は多いのではないでしょうか.
JASSOの貸与型奨学金は,第一種と第二種に分けられ,前者は無利子,後者は有利子です.
第一種は,無利子ですが,借りられる金額に制限があります.自宅外通学の大学院生が借りられる上限は88,000円です.私は現在これを上限まで借りています.
第一種の良い点は,無利子であることに加え,借金踏み倒しチャレンジ業績優秀者返還免除制度があります.
これは,免除申請した中で最も業績が優秀な人の借金奨学金の返還が免除される制度です.院生においてこの「業績」とは,主に研究を指します.(学部はたしかGPAだった)
ここで注目してほしいのが,この制度の対象者は「第一種奨学金を借りていて,さらに免除申請をした人」です.
私の大学の場合,専攻ごとに返還免除者の審査が行われ,申請者(毎年10人前後程度)の中で1%程度(1人)が全額免除,さらに1-2人程度が半額免除となります.倍率は10倍ほど,借金数百万円がかかっているわりには倍率が低いと思いませんか?
倍率は大学によってまちまちだとは思いますが,免除申請をしない人,そもそも奨学金を借りていない人も多いので,宝くじみたいな非現実的な倍率になることはほぼほぼないと思います.私は修士1年なのでまだ先の話になりますが,第一種を借りている人・これから借りる人はぜひチャレンジしてみましょう.(もしダメだったとしてもデメリットはないので)

ちなみに私は学部生の頃は第二種を借りていました.なぜでしょう.
正解は(高専時代の)成績が悪く第一種の申請が通らなかったためです!あほ!
第一種はある程度成績が良くないと借りられない(といっても全体の真ん中ぐらいにいれば多分大丈夫)ので,気を付けましょう.これはJASSOに限らずほぼ全ての奨学金に対して言えるのですが,選考基準に成績が含まれてる場合,機械的相対評価(所属している大学/専攻で上位何%に位置しているか)が用いられることが多いので,旧帝大の最下位よりは地方国立の上位のほうが申請通りやすいかもしれませんね.
成績の指標は専らGPAです.これは高ければ高いほどいいです.受講する科目は極力絞り,単位を落とさず平均点の向上に努めましょう.

あと,第二種って有利子だから嫌がる親御さんも多いかもしれないんですけど,奨学金の利率ってとんでもなく低いです.詳しくは調べてみてほしいのですが,私は第二種を100万ちょっと借りましたが,利子は数千円です.この利子は,消費者金融みたいに年々膨れ上がることもありません.

そして,もう一つの不安要素となり得るのが,保証人です.
奨学金を借りるには当然保証人および連帯保証人が必要です.しかし私には保証人になってくれるような親族はいません.
そこで登場するのが「機関保証」というやつです.
これは,保証人の代わりになってやるよっていう機関が存在するので,そこに毎月振り込まれる奨学金のうちちょっとだけ払うことで保証人なしにお金が借りられる便利な制度です.ちょっとだけ払うっていうのは借りる金額にもよりますが,私は毎月2,000円ぐらい払ってます.
もちろん保証人にハンコさえ貰えればお金かからないしそれが一番良いですが,親族にに心配や迷惑をかけずに借りたい人はこういう手もあるよって話です.

よく奨学金っていうと「所詮借金じゃんwやばw」とか言ってくる人いるんですけど,社会人になるとこれほどまでに低リスク/低利子で数百万のお金を借りることなんて絶対に無理なので,他の借金と同列に語るのはやめようね.まあ借金なんですけど.

とにかくお金のない人が最初に考えるべきことは進学を諦めることではなくJASSOから金を借りることです.
大学院まで進学して修士号を取得すれば,ほとんどの人はそれなりの収入が得られます.
日本は学歴社会なので,高卒か学部卒か,学部卒か院卒かで,生涯収入が全く違うことは皆さんご存じの通りです.
奨学金を借りて大学院まで行ったとしても,トータルで考えれば,高卒で働くよりも金額的には圧倒的にお得です.
大学院まで行ってもちゃんと借金返済できるか不安……と思うかもしれませんが,大学院まで行ったのに返済期限が何十年もある無利子の借金すらまともに返せない人はほとんどいません.返せずに自己破産するような人が大量発生していたら,奨学金制度は今頃消えてなくなっています.

あと,JASSO以外にも学生向けにお金貸しををやってる企業や団体がいっぱいあります.
企業だと,貸与って書いてるけどうちの会社に入ってくれたら借金はチャラにするよってやつもよく見かけます.
もし将来就職したい企業がある人は調べてみてはいかがでしょう.




給付型奨学金

この記事で最も伝えたい金策です.
私はこの一年で,給付型奨学金だけで100万円を超える金額を集めました.
どこで? どうやって???

皆さん,自分の通っている大学のホームページは見ますか?
私は日常的に,少なくとも週に1回はチェックするようにしています.
大学のHPには,数々の金策奨学金に関する情報が掲載され,日々更新されています.

先ほど,お金貸しをやっている企業や団体があるという話をしましたが,お金配りをやっている企業や団体も多く存在します.企業や団体が配っている給付型奨学金には,主に以下の3種類があります.


・困窮者向け
お金に困ってる人を対象とした奨学金.所得証明書や成績証明書などから総合的に対象者を審査.

・成績優秀者向け
頭の良い人がもらえるやつ.主に成績証明書のGPAで対象者を決定.学力テストを実施する場合も.

・研究者向け
対象は主に大学院生.研究計画書や業績を提出する.受給が決まったら,定期的に進捗報告の義務が発生することが多い.

私はGPAは専攻の中央値ぐらいでぱっとしない成績なので,1つ目の貧乏人困窮者向けのものと3つ目の研究者向けのものをそれぞれいくつか申請し,合計で100万円を超えました.やったね!
団体によって金額はさまざまで,月1-2万円程度のものから年間50万円ほどくれるかなり太っ腹なものまであります.

困窮者向けの奨学金についてですが,父親が前澤○作だとか.軽井沢に別荘を持ってるとか,世帯収入が1億だとか,呼吸をしているだけで毎月口座に20万円振り込まれてるとか,そういう人以外は対象者になり得えます.奨学金を借りたり,バイトをしたりしないと生活が成り立たない時点で困窮者と言えます.
実家が貧乏でどうしようもない人はそれをそのまま申請書に書けばいいのですが,そこまでじゃないよって人も,バイトに時間や労力を費やして勉強や研究に集中できていないのであれば,それは十分な申請理由になります.

それから,研究者向けのものは,審査対象があくまで研究になるので,父親がひ○ゆきだったとしても無収入のヒモだったとしても同じ基準で審査してもらえます.実家は裕福だけど親の方針であまり仕送りがもらえないとか,そういう人でも関係なく応募できます.

応募先の探し方/決め方についてちょっとだけアドバイスというかポイントがあって,まずはさっきも言った通り大学のホームページに募集要項が載ってるものですね.大体は過去にその大学の学生が採用されていたり,指定校枠があったり,その大学のレベルで十分に採用される可能性があるものが多いです.
で,さらにその中でも,申請条件に学年以外の条件があるものです.GPA3.0以上とか,上位何%以内とか,成績条件付きのものはよくありますが,それ以外にもいろいろと条件が付いている場合があります.
県内の大学に在籍する学生,みたいに地域が限定されている場合.
特に地方だと,地域が限定された瞬間にめちゃくちゃ倍率が落ちますね.
さらに,県内の「理工系の」大学に在籍する学生,といった場合.
県内に理工系の学部が存在する大学はいくつありますか?地方だとせいぜい数校,もうめちゃくちゃに通りやすそうですね.
さらにさらに,県内の大学で「情報分野」を専攻する学生とか.
企業が出している研究者向けの奨学金は,地域指定・分野指定されている場合が多いです.
あとは大学指定のもの.この場合は大学のホームページに必ず掲載されており,必ずその大学から何人かは採用されるので,ライバルは同じ大学の人だけになります.

学年以外の応募条件がないものは誰でも自由に応募できる反面,倍率が高く,申請が面倒臭いわりに通りにくいのであまりオススメできません.
それよりは,地域や分野が限定されたローカルなものを探し,何件も応募して1件でも当たればラッキーぐらいの感じでやってくといいです.
あくまでもこれは成績は真ん中ぐらいだけど研究は頑張るのでお金ください!っていう石田の場合であり,GPAは3.5超えてて研究でもバリバリ成果出してます!って人はどこ出しても通る可能性あるので手あたり次第応募するといいです.

最後に,もし何か奨学金に応募してみたくなった人がいれば,ひとつだけ注意点を言っておきます.
JASSO以外の団体が運営している奨学金のほとんどは,応募する際に指導教員の推薦書が必要です.具体的には,石田さんはいつも研究頑張ってて,成績も優秀で,貴財団の奨学生としてふさわしいと思うのでどうか採用してください!!ってラボの先生にお願いしてA41枚ほど書いてもらわなければいけません.
つまりは,本当に研究頑張っていないとだめなんですね.じゃないと推薦書なんて書けないので.
正直,給付型奨学金の奨学生に採用されるための一番の難関はここだと思います.
奨学金とか関係なく指導教員と信頼関係を構築するのはそもそも研究を進めるうえで大切なことなので,普段から心がけましょう.




アルバイト

大学生の金策って聞いて一番最初に思いついた人も多いのではないでしょうか.しかし私にとっては,研究のための時間や労力を奪う悪しきアルバイトの優先順位は一番下なので一番最後にちょっとだけ書きます.
上述した通り,アルバイトというのはお金の代わりに研究や勉強のために必要な時間や労力をどんどん奪っていく悪しき風習です.
バイト先で友達を多く作り,バイト自体が楽しい,息抜きになる,と感じている人はそれでいいと思いますが,それでも少なからずは疲れて,帰ってから何かやろうという気にはなかなかなれないものです.
私は高専時代お金がなさすぎて週7でバイトをしていましたが,研究との両立を目指した結果,病院送りになり,研究もバイトもストップし,医療費で結果マイナスになるというアホみたいな結果になりました.
(要領の良い人は絶対にこんなことにはならないと思いますが)

アルバイトがいくら苦でなかったとしても,時間は確実に失います.また奨学金に比べて時間効率が圧倒的に低いです.
時給1,000円で週20時間働いたとしても,月8万円にしかなりません.
1ヶ月生活できるかどうかのお金しか稼げないのに,80時間を失います.
80時間あったら,どれほど研究が進むでしょう,勉強ができるでしょう.
「時は金なり」とはよく言ったものです.

じゃあ私はアルバイトを一切やっていないのかというとそういうわけでもなく,なぜならお金がないからです.
何をしているかというと専ら「学内のアルバイト」です.

大学には本当に膨大な数の仕事が存在し,その中には,学生ができるものも結構あります.
代表的なアルバイトがティーチングアシスタント(TA)ですね.
これはラボに配属されればほぼほぼ全員が強制的にすることになります.
学部生の実験補助とか,担当教員の授業の準備とか,昼間の勤務がほとんどで,時間も限られているため,日常生活に及ぼす影響が少なく,ほどほどにお金も貰える優良バイトです.
それからリサーチアシスタント(RA),これもよくあるやつ.
私もRAのおかげで極貧時代を死なずに過ごせました.

それから,公募がない,いわゆるコネとかツテでしか出会えないアルバイトも隠れてたり隠れてなかったり.
たとえば誰かの実験の被験者バイト.
そんなに大人数いらない場合が多く,ラボ内の人間,もしくはその友達ぐらいに声かけたら終わるやつ.私は知人のツテで紹介してもらい,被験者になってお賃金もらったりしてました.
被験者以外にもいろいろやったし,今もやってたりするんですけど,大体きっかけは私がとっても貧乏だということを知っている先生や知人が仕事を紹介してくれるパターンが多いです.
なので,お金に困ってる人は,教員なり友達なりに軽くでも相談しといたほうがいいですね.仕事を紹介してくれる確率が多少上がります.これ本当に大事.実は上述の奨学金関連の情報も,ほとんど先生が教えてくれました.
(あと地方だからか,いろんな人がよく野菜とか米とかくれる.)




まとめ

  • 奨学金は文字通り学生しか利用できない,学生だけの特権です.お金持ちな人もそうでない人も上手く活用しましょう.
  • お金のことを考えるときは,あわせて時間のことも考えましょう.時間はお金と同じぐらいかそれ以上に大事です.
  • とにかく,調べましょう.自分が知らないだけで意外と手の届くところにお金はあります.自分から動かない者に救いの手は差し伸べられません.



もしこの記事が誰かの何かの役に立てればとっても嬉しいです.
役に立たなかったよっていうお金持ちの皆さんは,日々働いてくれているご家族に感謝しつつ研究に励みましょう.
それでは,よい研究ライフを.